語学学習の記録アプリ比較(2026年):LangTrack、Toggl、Ankiほか
「どの記録ツールを使えばいいのか」は、10週間ではなく10分だけ調べれば十分な問題です。2026年11月時点で信頼できる選択肢を、本気で語学に取り組む人にとって何ができるかという観点で、すっきり比較しました。
結論から
あらゆる学習を一か所で記録したい:LangTrack。Netflix、Prime Videoを含めて視聴時間だけを数えたい:Tracking Languages。仕事で時間記録ツールをすでに使っている:Toggl Track。ほぼフラッシュカードだけで学習している:Anki自体の統計。すべて自分で管理したい:スプレッドシートかNotion。
LangTrackは私たちが作っている製品なので、その点を踏まえてこの比較をお読みください。他社製品の情報は各社のサイトによるもので、変更される可能性があります。決める前にご確認ください。
| ツール | 記録する内容 | 自動記録 | 連続記録 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| LangTrack | すべての学習を言語・活動別に | YouTube(Chrome拡張機能を使用) | あり | 1言語は無料、Proでさらに追加 |
| Tracking Languages | 視聴した動画 | ChromeでのNetflix、YouTube、Prime Video | あり | 公式サイトを参照 |
| Toggl Track | あらゆる時間を、自分で作ったプロジェクトとタグで | 言語別にはなし | なし | 無料プランと有料プラン |
| Anki | フラッシュカードの復習と時間 | 復習のみ | アドオンで対応 | 無料(iOSアプリを除く) |
| NotionまたはAirtable | 自分で作ったものすべて | なし | 自分で作れば可能 | 無料プランと有料プラン |
| 習慣化アプリ | 今日学習したかどうか | なし | あり | さまざま |
| スプレッドシート | 入力したものすべて | なし | 自分で作れば可能 | 無料 |
このページの内容
評価のポイント
記録ツールが数週間ではなく数か月にわたって本当に役立つには、次のものが必要です。
- 2タップで記録:学習後の入力に手間がかからない
- 連続記録:やる気を支える仕組み
- 活動タグ:インプットとアウトプットの内訳が見える
- 複数言語:多言語学習者の多くは複数の言語を学んでいる
- 進捗の可視化:週間グラフ、ヒートマップ、年間ビュー
- データのエクスポート:囲い込まれない
信頼できる選択肢
LangTrack
語学学習専用に作られたツールです。6つの機能をすべて備え、最初から複数言語に対応しています。1言語は無料で、Proなら言語数が無制限になります。Webベースで、モバイル優先の使い心地です。年間ヒートマップ、連続記録のメダル、毎日のリング、言語別の活動内訳があります。CSVにエクスポートできます。無料の拡張機能LangTrack for ChromeはYouTubeでのイマージョンを自動で記録するので、タイマーなしで視聴時間が積み上がります。
おすすめの人:1つ以上の言語を学んでいて、まさにそのために作られたツールが欲しい人。LangTrackの語学学習トラッカーの仕組み(英語)をご覧いただくか、app.langtrack.appから直接お試しください。
Tracking Languages
学習中の言語でNetflix、YouTube、Prime Videoを視聴した時間を、ボタン操作なしで数えるChrome拡張機能です。毎日の目標、連続記録、リーダーボードに加え、Dreaming SpanishとDreaming Frenchへのエクスポートがあります。公式サイトでは買い切りで£9.99とされていますが、ストアの掲載ページではサブスクリプションと表示されているので、購入時に確認してください。視聴を中心に作られているので、読書、会話、フラッシュカードには別の場所が必要です。
おすすめの人:イマージョンの大半がパソコンでのストリーミングで、特にLangTrackの拡張機能がまだ対応していないNetflixとPrime Videoを見る人。
Toggl Track
汎用の時間記録ツールです。強力ですが、語学専用ではありません。連続記録も言語タグも標準ではありません(プロジェクトやタグで代用できます)。レポートは優秀です。
おすすめの人:仕事ですでにTogglを使っていて、語学学習も一緒に記録したい人。
Notion / Airtableのテンプレート
自作の記録テーブルです。自由度は最大です。初期設定に1〜3時間かかり、必要なものが変わるたびにメンテナンスが続きます。
おすすめの人:すべてを自分仕様にしたく、手間を気にしないパワーユーザー。
Anki
厳密には「記録ツール」ではありませんが、復習したカード数と学習時間は数えられます。学習の大半がフラッシュカードなら、Ankiの統計画面で十分です。
おすすめの人:SRS中心で、他の活動は記録しない人。
習慣化アプリ(Habitica、Streaksなど)
「今日学習したか」をする・しないの習慣として記録します。分数も活動もありません。設定はこれ以上ないほど簡単です。
おすすめの人:学習を始めたばかりで、まず毎日の習慣を身につけたい人。
スプレッドシート
無料で、完全に自分仕様にでき、データも完全に自分のものです。長所と短所はスプレッドシートと記録ツールの比較(英語)で取り上げています。
おすすめの人:スプレッドシートそのものを趣味として心から楽しめる人。
選び方のチャート
- 複数の言語を学んでいる?複数言語に標準対応したものが必要です。Ankiだけの運用と、基本的な習慣化アプリは外れます。
- インプットとアウトプットの割合を見たい?活動タグが必要です。シンプルな習慣化アプリは外れます。
- 設定が面倒?出来合いのものが必要です。Notion、Airtable、スプレッドシートは外れます。
- 主にフラッシュカードで学習している?Ankiで十分かもしれません。
- 主にパソコンでストリーミングを見ている?自動記録を検討しましょう。Tracking LanguagesはNetflixとPrime Videoに対応し、LangTrack for ChromeはYouTubeに対応して、他の学習と一緒に管理できます。
気にしなくていいこと
- 機能が47個か12個か。手間の少なさのほうが重要です。
- AIによる分析があるか。本当に必要な気づきは、ヒートマップを見れば明らかです。
- ソーシャル機能があるか。語学学習者の多くは使いません。
いちばん大事なこと
6か月後も使い続けているか。問うべきはそれだけです。自分にとっていちばん手間が少なく感じるものを選んでインストールし、次の学習を記録しましょう。手間の違いについては記録ツールとスプレッドシートの比較(英語)で詳しく見ています。